最後の血肉晩餐
部屋につくと、携帯が鳴った。画面を見るとメールマークが出ていたのでクリックした。友介からのものだった。


――ごめん、返事が遅くなって。亡くなった人が予想以上に多くて忙しかったんだ。新人だけど一件、一から任せてもらえたんだ。

これで目標に一歩近づいたよ! これからはもっともっと稼ぐからな!


私の誕生日の事……一切触れていなかった。忘れてしまったんだろうか。返事を返す気にもならなかった。


そう思ったが、気を取り直し、返信を返した。話合わないと何も変わらない。


――良かったね……今度いつ会えるの?


すぐに返信が来た。


――明日ならやっと空くから! 美味しいものでも食べに行こう!


明日か……明日早くも決着がついてしまうんだろうか?
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