最後の血肉晩餐
「そうだね、二人とも忙しくなかった時は良く別荘行ったものね~懐かしい~。

ずっと入り浸って、料理を沢山作ってあげたっけ」


私は祖父の遺産で山梨の別荘を相続していた。気晴らしに車で行っては、都会の傍若無人さを忘れ、心を癒していた。


友介と付き合ってからは、そこで良く手料理をご馳走してあげた。


別荘へ行く日は、二人で引篭もりになる為に、遊ぶ日数分だけ食料を買い込み、一晩中愛し合っていたもんだ。


それも凄く遠い日の過去に感じた。
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