最後の血肉晩餐
 ゆっくりと足を動かし、まず立て膝を突いた。膝を見ると、丸い青紫の内出血と鮮血が流れ出ていた。


肘も見てみると、やはり同じように痣があった。バックからティッシュを取り出し、とりあえず、膝の血を拭った。


立ち上がろうとし、腰を上げようとすると、腰から背中にかけ、電流のような痛みがズキッと走り抜けた。


この感覚は背中や腰にも痣がありそうだった。


やきもち焼きなのはわかっていたけど、これほどまでだとは思わなかった。


足がびっこ引いてしまう。多分、これは全身打撲だ。


手すりにかろうじて捕まり、階段をゆっくり昇った。
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