最後の血肉晩餐
 座敷では、飲み放題で盛り上がっているのか、大学生風の男達がはしゃいでいた。


掘りごたつにはサラリーマンやOL。カウンターにはカップルが目立った。


流石にオープンしたばかり、大繁盛のようだった。どのテーブルも湯気がもくもくと立ち上り、美味しそうなお肉の匂いが、充満していた。


「ワインのカラフェ下さい。亮は?」


私は美味しそうな香りだけで、自然と笑顔になった。


「俺はウーロンハイ」


「かしこまりました~!」
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