最後の血肉晩餐
「なんですか!? 離してください!」


びっくりして、腕を振り払おうとしたが、酔っ払いの若い男の力は強かった。


顔が真っ赤で、ほっそりしている割りに、瓦でも割れそうなくらい力強い。腕に指が食い込んでいる。


「痛いんですど……」


「君可愛いね。彼氏いるの? 一緒に飲まない?」


酔っ払いの息は日本酒臭かった。


髪の毛が短髪で金髪、だけど前髪は長い、ホストにいそうな遊び人ふうの男だった。
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