最後の血肉晩餐
 最近ますます酷くなっていってる気がする。なんで私を信じてくれないんだろう。


亮のうしろについて歩きながら、必死に自分の過去を振り返り、悪い部分があったのか? 必死に思考をめぐらせた。


やっぱりわからない……どうしても。


「亮、私を信じられないの? 暴力はもう止めて。じゃないと私……」


言葉を濁した。


いつもよりも車通りも少なく、辺りは静か過ぎた。コンクリートに反響し、声だけは大きく聞こえた。その静寂さがより辺りを不気味にした。


「ごめんね。ここで少し休んで行こう」


亮は自宅マンション近くにある、公園を指差した。
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