最後の血肉晩餐
 白いベールに黒の修道服の後姿に近づいた。人違いだったら? とっても恥ずかしいことに……少し緊張した。


「すいません、あの」


話しかけたが、言葉に詰まった。振り返った顔が、予想した笑顔と違ったからだ。


MIMIで見た写メールとは、顔立ちがあまりにもかけ離れていた。


サイトではプロフィールは34歳、それにしては20代にしか見えない、可愛いりすのような童顔の写メールが載っていた。


全部が違った。俺は人違いをしてしまったと恥ずかしい気持ちになった。


「ああ、こんにちわ友介さん。やっと会えましたね」


――!!!!
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