最後の血肉晩餐
「賢二さんのこと? よろしかったら、私の家に行きましょう。貴方とはゆっくりお話がしたかったの。

運命に繋がれた二人は、出会う事すらわかっていましたけどね。うふふふっ」


家――?

嫌な予感がプンプン漂う。しかし、これで諦めてしまったら親友の死の真実に近づけやしない。


――覚悟を決めた。


「いいよ。行こう。どの辺なんだ」


「着いてからのお楽しみよ。葬儀場の駐車場に車を停めてますので、そちらに行きましょう。

友介さんとドライブなんて夢のようですわ」


MIMIに載っていた写真の子から言われたんだったら、有頂天だっただろう。二度と写メールなんて信じねぇ。


悪臭漂う、地獄の一歩を俺は踏み出した。
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