最後の血肉晩餐
 急いでポケットからフリスクを取り出し、シスターりおに差し出した。


「良かったら、食べてください……」


にやりと、長さがバラバラでギザギザしている歯を見せ、受け取った。


「ありがとう。友介からの初めてのプレゼントね。

うれしいわ。きゃははは」


シスターりおは、ケースをスライドし、200粒入っているフリスクを口に一気に入れた。


次の瞬間、黄ばんだ歯が上下に動き、今度は盛り上がった黒ずんだ歯茎までが丸見えになった。


バリバリっと大きな音を立て、すぐに止んだ。本当に人間なんだろうか? 歯の数が普通の人より多いように見えた。


「さぁ、こちらよ。乗って」
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