最後の血肉晩餐
 5段くらいある石段を昇ると迫力のある扉の前に立った。


シスターりおは、少し大きめの黒い鍵を差込、カシャカシャと右に回すと、扉が開かれた。


「さぁ。はいって」


床はコンクリートになっていて、その上には真っ赤な絨毯が敷かれていた。


上に昇る階段も目の前にあって、階段の左右には不気味な銀色の鎧が置かれていた。


天井には大きな輝くシャンデリアが、壁には火を灯せる蝋燭台がいくつもついていた。


まるで映画で見た西洋の館だった。


「こっちへ来てくださいな。なにかお作りします」


左の扉のほうに進み、扉を開くと、10人くらい座れる縦長の茶色いテーブルがあった。上には赤いライナーが敷かれていた。


薔薇が生けてある花瓶が三つ置いてあり、まるで王様が食事をしていそうな華やかなテーブルだった。
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