最後の血肉晩餐
「そんな時にMIMIというものを知り、気軽な気持ちで登録をしました。

恋愛を語る日記には、特に大変興味を持ちました。

愛を知らない、そんな私の日記を読んで、初めてメールをくれたのが、賢二さんでした」


どうせ賢二は釣ろうとしたんだろう……本人はそう思ってるのか知らないけど、すぐ釣れそうなブログだったからな。


「なにか自分のなかで進展するかと思い、賢二さんと覚悟を決めてお会いすることにしたのです。

賢二さんとのお話は、友介の恋愛話ばかりでした」


ブッ! コンソメスープが口から飛び出た。


あいつタイプじゃないから、俺におしつけようとしたな……。
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