最後の血肉晩餐
 もし南が巻き込まれていたとしたら、どれに当てはまるのだろうか。俺も殺されるんだろうか。


グラスに残っているワインを手に取り、飲み干した。


しかし、このワインはいくら飲んでも飽きず、美味しすぎるな。


「さぁ。お持ちしましたわ。どんどん飲んで」


シスターりおは、空いたグラスに並々とワインを注いだ。


「俺が殺されたら、なにに当てはまるのかな。ははは……」


またワインをグイッっと一気に飲み干した。


「そんなこと考えてはいけませんわ。私がさせません」


綺麗なシスターだったら、いや普通の顔をした女だったら、俺はすぐに落ちただろうな。


あ、あれ?? 目が霞む……。


「なんだか凄い……ね、眠くなった……みたいだ……」
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