最後の血肉晩餐
部屋の扉を空けると、すぐ右横には大画面テレビ。その隣にはカラオケのマイクが二本。


見渡すとスピーカーが多く、5.1chになっているようだ。こんな大画面で映画を見たら迫力で盛り上がるんだろうな。


天井にはでっかい星一つと、周りには散りばめた星団が描かれている。


まるでプラネタリウムだ。散りばめた星は、蛍光色のような光る素材になってるようだ。


奥にはお風呂、トイレ。お風呂は広く、ジャグジー付で七色のスポットがバスタブをいやらしく照らしていた。テレビ画面もついていて、AVを見ながら入れる構造。リラックス出来そうだ。


だが、リラックスしてる暇はない。お酒でもすすめるか――。


「ちなみ? お酒でも飲む?」


予想が違ってちなみは、さっきよりも大胆に、いきなりキスをしてきた。


ねちょねちょした音が部屋に響き渡り、その音に反応するかのように俺の鼓動は打楽器のように波を打っていた。


「綺麗な部屋を見てたら、うずうずしちゃった」
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