最後の血肉晩餐
 このまま時間が立ち、事件も全部解決してくれればいいが……。


警察になんて相談したくない。相談して警護なんてされたら、仕事もやり辛くなるだろうし。


生涯愛を持って尽くすような教会の信念ならば、警察は愛されている俺の事を、一生見張ってないと駄目だろう。


過去の悪事も勿論ばれたくはない。なんて人間は自分勝手な動物なんだろうか。


いや――俺だけか?


そう思うと、くっくっくっと笑いにならない声が漏れた。因果応報か。


――ブルルルル……。


また携帯の着信音が部屋に鳴り響く。正直もうウンザリで出るのも嫌だった。
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