最後の血肉晩餐
 恵美がいつの間にかステンレスのワゴンに料理をいくつか載せ、そこに立っていた。


住むって……? え?


「このお肉上質なの。美味しいわよ~そしてこのコンソメスープも絶品なの。私がずっと煮込んで作ってきたものなの。

あとグラタンも好きだったよね? 上質のお肉と新鮮野菜を使ったものだから、病み付きになるわよ~」


テーブルの上に次々と載せられた。


「お前の分は?」


「まだまだ沢山作るから、二人でいろんなものを突けばいいでしょう? おつまみ変わりよん。ね、そのお肉一口食べてみて?」


「ああ」


ナイフとフォークを手に取り、切り刻む。スッとスムーズに切れた肉を口に放り込んだ。香ばしい匂いが鼻腔をくすぐる。


肉汁が広がり、柔らかいお肉が口で踊る。凄く美味しい。
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