最後の血肉晩餐
「本当は嫌いじゃなかったのに……怒ってばかりの亮は憤怒の刑で制裁した。

友介? わかる? 結局、痛めつけられるほど貴方の顔が頭に浮かんだ。助けを呼びたい時に、他の誰の顔も浮かばなかった……貴方だけ……いつも貴方しか浮かばないの……とてもじゃないけど結局忘れられなかった」


鬼のように真っ赤だった眼が、今度は人間帯びた赤い眼に変わった。


俺達はこんなにも、なぜボタンを掛け間違えたんだろう。あんなにお互いに求め合ったのに……今は――吐き気がする。


「後一人……友介の予想どうりよ。これで罪人七人。七つの大罪が完成された」


「……まさか」
< 578 / 672 >

この作品をシェア

pagetop