最後の血肉晩餐
「南にはある意味感謝もしているけどね。だって貴方と会える接点を沢山作ってくれたんだもの」


今までとっても愛しく思っていた恵美。悪いな。気づいたよ。やっぱり一番好きなのは俺自信なんだ。


それが今までお前を苦しめてきたんだな。もうこんなの……最後にしよう。


「――わかったよ。恵美。これからはココで二人っきりで過ごそう。まずは乾杯しよう。

お酒と料理、あとはこの傷口を手当してくれないかな?」


腕からは真っ赤な血が相変わらず滴り落ちている。ズキズキと痛む、早くこの流血をなんとかしたい。
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