最後の血肉晩餐
「……それはまだ駄目。友介が私をちゃんと好きなんだと確認するまで外さない。

何食べたい?」


「愛してるよ! こんなに俺を思ってくれるのは、お前しかないないし、きっとこの先もお前しかいないと思う。

だから大切に思ってるよ。少しづつでもいいから信じて」


お願いだ。一秒でも早く俺を信じろ。早く信頼しろ! この殺人鬼め!


「お肉にする?」


「美味しかったのもあるけど……」


――人肉なんて食えるか! 美味しいと思った自分が不甲斐無い。


いや、待てよ? ステーキだったらフォークやナイフ……武器が手に入るかもしれない。
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