最後の血肉晩餐
「恵美さん、物凄い音がしたけどなにをしているの? えっ、あらやだ! 破壊しちゃったの? 料亭にいた、元彼よねぇ? 」
「いいんです。顔だけの男なんて、災いの元なんです。現に不幸しか、もたらしませんでした。それならば、性格の良い男が整形したほうがよっぽど世の中スムーズに運ぶような気がします」
「くすっ。あらー大胆な発言だことぉ! 祭壇は出来上がったわよ! ホルマリン漬けにされた主は、あのまま永遠に語り継がれるわぁ」
「そのほうが、変な女に妬かなくて済みますね。やっぱりシスターは正しいんです。告解をして本当に良かった……あ、シスター。うちのキッチン便利なんですよ? ほら見てて下さい」
白いビニール袋を逆さにし、ステンレスの流し台に、粉々になった頭蓋骨がぶちまけられた。
その骨たちを片手ですくい、真ん中の窪みに入れると、ガガガガガガ! となにかが作動している。
「これ、ディスポーザーといって生ゴミ処理機なんですよ。あまりにも、大きくて硬い物は駄目ですけど、細かい骨なら楽勝なんです」
「うわぁー! 凄いわねぇ! だてに冷蔵庫が二個あるわけじゃないわねぇ! これは便利だわぁ! 私にもやらせて!」
シスターは嬉しそうに処理機に骨を入れた。亮の頭蓋骨は、これで全部消えてなくなった。
「いいんです。顔だけの男なんて、災いの元なんです。現に不幸しか、もたらしませんでした。それならば、性格の良い男が整形したほうがよっぽど世の中スムーズに運ぶような気がします」
「くすっ。あらー大胆な発言だことぉ! 祭壇は出来上がったわよ! ホルマリン漬けにされた主は、あのまま永遠に語り継がれるわぁ」
「そのほうが、変な女に妬かなくて済みますね。やっぱりシスターは正しいんです。告解をして本当に良かった……あ、シスター。うちのキッチン便利なんですよ? ほら見てて下さい」
白いビニール袋を逆さにし、ステンレスの流し台に、粉々になった頭蓋骨がぶちまけられた。
その骨たちを片手ですくい、真ん中の窪みに入れると、ガガガガガガ! となにかが作動している。
「これ、ディスポーザーといって生ゴミ処理機なんですよ。あまりにも、大きくて硬い物は駄目ですけど、細かい骨なら楽勝なんです」
「うわぁー! 凄いわねぇ! だてに冷蔵庫が二個あるわけじゃないわねぇ! これは便利だわぁ! 私にもやらせて!」
シスターは嬉しそうに処理機に骨を入れた。亮の頭蓋骨は、これで全部消えてなくなった。