幸せの掴み方
柚葉は、湊に

「・・・・私は・・・・・」

「柚、今でなくても良いんだ・・・・。俺は、お前と別れた事を、今でも
 後悔している。
 本当は、帰国してすぐ、大学の連中に、お前の事を知らないか聞いて
 回ったんだ・・・・そしたら、何年か前に結婚したって聞いて・・・・
 本当に、後悔した・・・・
 何で、あの時、待っていて欲しい!って言えなかったんだろうって・・・
 柚と再会して、本当に、神に感謝したよ・・・・運命だって!!」

「湊・・・・・・・」

湊は、柚葉に今まで抑えていた気持ちを、切なそうな顔で、告白し、
いつの間にか、柚葉は、湊に抱きしめられていた。

「柚葉・・・・愛してる・・・昔も今も俺の気持ちは、変わらない・・・」

柚葉は、湊の言葉に何も返せずにいると、湊の唇が、柚葉の唇に落ちてきた。

久しぶりの湊のキスに、柚葉は動揺し、柚葉は、益々自分の気持ちが
混乱してきているのが解った。

圭祐の事は、今でも好きだが、それは、心から愛しているかと聞かれると
解らない・・・・・・

湊の事も、好きだが、この好きは、異性としての好きなのか、元彼で
柚葉の理解者だから好きなのか・・・・よく解らなかった・・・・

混乱する柚葉に、湊はもう一度、キスを落し、

「柚、あまり考え込むな・・・・お前が本当に望んでいる奴は、
 誰なのか・・・・そのうち解るようになる。
 といっても、俺も、引くつもりはないがな!?」

湊は、柚葉にそう宣言すると

「これ以上、一緒にいると、お前が欲しくなってしまうから、今日は
 帰る・・・・また、連絡する!」

柚葉に、そう言い残し、湊は帰って行った。
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