幸せの掴み方
湊が、柚葉の元に着いた時は、既に、陣痛の間隔が15分になっており

「柚葉、大丈夫か?」

「あっ、み・なと・・・今、病院へ・・・・連絡・・入れたら、来てって
 うっ・・・・・・・はぁっ・・・・・はっ・・・・」

「分かった、良し、歩けるか?」

「うん、大丈夫・・・・今のうちに・・・・」

「菜々美、その荷物、お父さんが持つから、菜々美は、、ママと手を
 繋いで、車まで行くぞ!!」

「・・・うん・・・・」

菜々美は、心配そうな顔をしながらも、しっかりと柚葉の手を握り
駐車場まで歩いて行き、車に乗って、三人は病院へ急いだ。

「柚葉、今日、美代子さんは?」

「今日、出張で大阪に行っているのよ・・・はっ・・・・・ふっ・・・・」

「菜々美、ママが真之介を産むまで、頑張れるか?」

「うん、頑張る!!」

菜々美は、力強く返事をすると、丁度、病院へ着いた。

病院へ着いた柚葉は、すぐに診察を受け、分娩室へと移動した。

分娩室の前で、湊と菜々美は、柚葉のお産が進むのを待っていると、

「ご主人・・・どうぞ。いよいよ始まりますから・・・」

湊は、柚葉の出産に立ち会うために分娩室に呼ばれた。

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