幸せの掴み方
無事に出産を終えた柚葉は、産後の処置が終わると、病室へと移され
病室には、湊と眠った菜々美が待っていた。

「菜々美、寝ちゃったね!?」

「あぁー、真之介を見たら、安心したらしくて、俺に抱かれて
 眠ってしまったよ・・・・
 それより、躰は、大丈夫か?」

「うん、ありがとう・・・・菜々美の時よりも、年を取った分、
 ちょっと辛いかな!?」

「とにかく、今日は、ゆっくり休め! 美代子さんには連絡しておいたから
 明日、帰って来たら、こっちに顔を出すそうだよ。
 それから、明日、出生届、出して来るから・・・・」

「うん、ありがとう。久瀬 真之介だね!!」

「あぁー。それから、機会を見て、相楽さんに、会って来るよ。
 柚との結婚もそうだけど、真之介の事も、一様、話して来る・・・・
 彼が、どう思うかはわからないが、このまま知らないままに
 しておけないし、菜々美にいつまでも秘密にさせておくのも
 可哀想だしな!?」

「・・・・湊・・・・大丈夫かな?・・・・・」

「大丈夫だ!! 真之介は、俺達の子供だ!・・・・」

柚葉は、湊の言葉に頷きながらも、圭祐が、また傷つかなければ
いいが!?・・・・・圭祐には幸せになって欲しかった。



しかし、この後、大きな問題に直面することを、二人はまだ知らなかった・・
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