幸せの掴み方
「ねぇー、あなた、新人の癖に、圭祐と仲良くしてるって、
 どういうう事?」

ある日のお昼休み、柚葉は、ロッカーに財布を取りに来た時、
秘書課の女性3人に絡まれた。

「えっ・・・・あのう、別に親密な関係とかではないですが・・・・」

「当たり前でしょ! 圭祐は、彼女は作らない主義だから・・・・
 でも、最近、付き合いが悪いし・・・なのに、あなた達と出かけて
 いるって言うじゃない!?
 どういうう事よ!」

柚葉が絡まれていると、

「笠原さんだけが出かけているわけじゃありません!!
 私も、金沢さんも一緒ですけど、何か問題、ありますか?」

優香が、突然話に参加してきた・・・

「優香・・・・・」

「柚葉、こう言う事は、はっきり言わないと、解らないのよ!
 先輩方、申し訳ありませんが、金沢さんや相楽さんとは確かに
 飲みに行ったりしていますが、それはあくまでも仲の良い、先輩・後輩
 としてです。
 個人的にどうこう、ありませんので、ご安心ください。」

優香が強気で言うと

「そ・そうなの!? まぁー、個人的でないならいいけど・・・
 とにかく、身の丈を考えてね!
 あなたみたいな、普通の子は、圭祐には釣り合わないんだから!
 圭祐には、もっとふさわしい子は、別にいるんだからね!」

そう捨て台詞を残して、先輩達はその場を後にした。
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