幸せの掴み方
「はぁ・・・・・優香、ありがとう・・・」

「全く、何も悪い事してないんだから、言い返しなさいよ!!」

「うん・・・解っているんだけど・・・強く言われると、どうしても
 言い返せなくて・・・いつもごめんね・・・・」

「本当に、仕方のない子ね! もっとも社内でセフレを作る相楽さんが
 一番悪いんだけどね・・・・困ったわね・・・・
 いつも、柚葉に言いやすいから、柚葉に攻撃が行くんだよね!
 今度、相楽さんにも言わなくちゃ!!」

「えっ、優香、私なら大丈夫よ!心配しないで・・・・
 そんな事言ったら、相楽さんが困るから・・・・」

「柚葉・・・・・解ったわよ・・・でも金沢さんには言うわよ。
 良いわね!?」

柚葉は、優香の言葉に頷くしかなかった・・・・。

柚葉は、圭祐と出かけて以来、陽介や優香と4人で飲みに行くことが
増えたが、それが3か月も経つと、社内の圭祐や陽介を狙っている
女性陣から、嫌味を言われたりするようになっていた。

総務の人達は、柚葉の性格を理解しており、柚葉が圭祐たちから
誘われて、飲みに行っている事を知っているので、総務の人達は、
いつも柚葉を心配してくれている。

「柚葉ちゃん、大丈夫だった?
 また秘書課の人達に絡まれたんだって!?」

と、総務課の先輩の、高井さんが声をかけてきた。

「はい・・・ご心配おかけしてます・・・」

「いいのよ。我課の可愛い柚葉ちゃんに嫌味を言うなんて、全く
 観点がずれているわよ!!
 秘書課だからって、威張らないで貰いたいわ!!」

高井さんは、そう鼻息荒く、言うと、周りの先輩達も、同様に頷いた。
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