幸せの掴み方
その日は、いつもの居酒屋で、4人で飲んでいたが、圭祐がいつもと様子が
違い、柚葉達は、心配になっていた。

「圭祐、お前、今日、可笑しいぞ!?」

「偶には、飲みたいんだよ!!好きにさせろよ!」

圭祐は、陽介に絡みながら、いつもより早いペースで飲んでいる。

「相楽さん・・・・何かあったの? 飲んでいても辛そうだよ・・・・」

そう柚葉が言うと

「柚葉に、何が解る!! 俺の事なんか・・・・・」

そう言いかえされて、柚葉は黙ってしまった・・・・

「おい、柚ちゃんに当たっても仕方ないだろ!! もういい加減にやめろ!」

陽介も終いには怒り始めてしまい、優香が

「今日は、もう帰って休んだ方がいいわ!」

優香は、店員にお勘定を頼み、お金を支払うと、4人で店を出た。

この様子だと、電車で帰るのは無理だと判断した柚葉は、タクシーで
帰ることを選択し、

「私、方向が同じだから、相楽さん送って行きます。」

「柚ちゃん、ごめんね。マンションの前で降ろしてくれればいいから!
 全く・・・・お前が荒れても仕方がないだろ!!」

陽介は、圭祐の荒れている理由が解るらしく、そう呟いき、タクシーを
止めて、圭祐と柚葉を乗せた。
< 23 / 310 >

この作品をシェア

pagetop