幸せの掴み方
その後、美代子は順調に回復し、いよいよ明日は、退院だ!

美代子の退院前日の土曜日、今日は、幼稚園の父親参観日!!

菜々美は、湊と一緒に幼稚園へ出かけた。

今日は、父親参観日だが、いろんな事情があって、来れないお父さん達も
いるが、その場合、母親が参加したり、祖父母が参加したりしている。

家の人と、一緒に過ごした後、お昼近くから、大餅つき大会が
行われることになっていた。

餅つきは、業者から、臼と杵を借り、もち米も幼稚園で、業者の人達が深し
てくれて、業者の人達のアドバイス受けながら餅つきを、子供と一緒に
行う・・・・その時、写真も一緒に撮ってもらい、後日その写真を頂く。

餅つきの頃には、お母さん達も参加し、餅つきのお手伝いをすることに
なっており、

柚葉は、真之介をおんぶしながら、餅つきのお手伝いをし、親子4人で
出来上がった御餅を食べ、存分に湊も菜々美も、今日の参観日を満喫した。

そんな楽しい一日を過ごした夜、子供達が寝静まってから、湊は、柚葉に

「柚・・・考えていたんだが、もう少し日本に残るか?」

「えっ!? ・・・・湊・・・・・」

「このままの状態だと、柚も美代子さんの事が心配だろう?」

「・・・・・・うん・・・・・でも・・・・・」

「俺は、大丈夫だ・・・・実は、俺も、ケビンからまた、連絡があって、
 フレデリックの具合が、あんまり芳しくないらしいんだ・・・・

 だから、フレデリックの目が見えるうちに、顔を見せたいから・・・

 これ以上、俺自身が、延期するわけには行かなくて・・・

 一緒に居てやりたいんだが・・・ごめん、柚・・・・」

湊の話で、柚葉は、湊が既に、日本に居られない事を知った。

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