幸せの掴み方
その住所は、柚葉のマンションの住所で、ただ、部屋の番号が違っていた。

そう・・・・圭祐は、柚葉の性格も考え、近くで柚葉達を見守ること
にしたのだ・・・・・

柚葉達のマンションの下の階で、空の部屋があり、1LDKの部屋に
暫しの間、引っ越すことに・・・・引っ越すと言っても、必要最低限の
荷物とベットとテレビを持ち込むだけの簡素な引っ越しで・・・・

今までと生活が、変わらなければ、部屋へは、寝るだけだったし、
それでも、柚葉達の近くに居れば、柚葉達の様子も窺える・・・・

そのための引っ越しだった。

圭祐が、そんな行動に出ているとは、全く知らない、柚葉は、留守にしていた
部屋を、綺麗に掃除をしていると、玄関のチャイムが鳴った。

玄関へ行くと、そこには、瑠菜と美代子の姿があった。

この二人には、柚葉が入院した事は、言ってない・・・・

とにかく、二人を部屋に入れると、菜々美が

「あっ、美代ちゃん!! 瑠菜ちゃん!! お帰り!!」

「あっ、えっ、何で、菜々美、いるの? 幼稚園は?」

「ん? 今日は、休んだんだよ!! だって、ママが退院したんだもん!!」

「「退院?」」

「って、柚葉、あなた、入院したの?」

美代子と瑠菜は、菜々美の言葉に驚き、柚葉に聞いた。

柚葉は、仕方なしに、柚葉の入院騒動の話をし、そして二人に叱られた。

その後、二人に、もう無理はしない事を約束させられ、挙句、瑠菜が、
一緒に住もうかと、提案してきたが、柚葉は、丁寧に断り、瑠菜は
不満だったようだが、それでも納得してもらった。
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