幸せの掴み方
柚葉は、結局、圭祐の引っ越しを手伝った後、柚葉達の部屋で、4人、
仲良く夕食を摂り、真之介は、圭祐と一緒にお風呂に入り、その後、真之介と
菜々美が寝付くまで、圭祐は、柚葉達の部屋に居た。

圭祐が帰った後、柚葉は、ため息をつきながら、今の状況を考えていると、
携帯が鳴り・・・・湊からだった。

「もしもし・・・」

「柚か?」

「うん、湊・・・・・どう、そっちは?」

「あぁー、やっと少し、落ち着いたかな!?」

久しぶりに聞く、湊の声を聞き、柚葉は、とても懐かしく感じた。

湊が、フランスへ行って、まだそんなに日数は経ってないのだが、湊が
日本を発ってから、あまりにハードで、いろんな事があり過ぎたのだ・・・・

「ところで、柚葉、週刊誌に書かれたって、本当か?」

「うん・・・でも大丈夫。今は、落ち着いているし・・・事務所の方で
 対応してくれたから・・・・」

「そうか・・・・ゴメンな・・・・子供達は、大丈夫だったのか?」

「うん、幼稚園には、記事が出ることが分かった段階で、園には
 話をしておいたから・・・・

 少し言われたみたいだけど・・・・

 でも私が、亜里沙さんに、話をしておいたのが幸いしたらしく、
 春日ちゃんや他のお友達が、菜々美を庇ってくれたらしくて・・・・

 菜々美も春日ちゃん達から庇ってもらって、嬉しかったみたいよ」


「そうか・・・・良かった。 それ以外は、変わりないか?」

「・・・・・実は・・・・・」

柚葉は、湊に、圭祐が引っ越して来た話をした。
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