幸せの掴み方
それからの二人の行動は、早かった。

翌日には、二人で病院へ行き、柚葉の妊娠を確認すると、その足で、
役所へ行き、婚姻届を貰って、二人で名前を記入した。

そして、証人の欄には、陽介と優香に書いてもらい、その夜、柚葉は、
父、正二と、美代子に連絡を取り、二人に会う約束を取り付けたら、
美代子が、

「どうせ、結婚の挨拶なら、正二と二人で一緒に会うわよ!」

と、言ってくれて、土曜日に会うことになった。

美代子と正二は、美代子が柚葉と再会した時から、お互い連絡を
取り合っているらしく、二人で一緒にと、言ってくれた。

圭祐は、同じくその夜、加奈子と信二に連絡をつけ、明日、金曜日の夜に
4人で会うことになった。

「ねぇー、圭祐、私で良いんだろうか?」

「何が?」

「うん、私が、圭祐のお嫁さんで・・・・・・」

「当たり前だろ!! 今頃何言ってるの!? もう子供もいるんだから」

圭祐にそう言われ、不安が無くなったわけではないが、
圭祐がそう言うのだから、圭祐を信じて、ついて行こうと決心した。

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