幸せの掴み方
柚葉は、その後、菜々美を連れてマンションに帰ると、圭祐が
戻っていた。

「あっ、おかえりなさい」

「あぁー・・・・・」

圭祐は、不機嫌で、柚葉は、圭祐の機嫌を損ねないように、気をつけて

「ごめんね。今まで優香の家に行っていたの!」

「パパー。おきゃえりー」

菜々美が、圭祐に抱きついた。

「優香ちゃんの所は、楽しかったか?」

「うん、昨日はね、優香ちゃんがシチューを作ってくれたんだよ!!
 あとね、陽ちゃんともお風呂に入ったの!!」

「えっ、菜々美、泊まったのか?」

「うん、ママがね、風邪ひいたんだって!」

「そうなのか?柚葉・・・」

「うん、でももう大丈夫よ。」

柚葉は、誤魔化すようにそう言うと、夕ご飯の支度に取り掛かった。

その後三人で夕食を食べ、柚葉が後片付けをしているうちに、圭祐と
菜々美は、お風呂に入り、菜々美は、お風呂から上がると、すぐに
眠ってしまった。

菜々美が寝た後、柚葉は、一人、考え事をしながら湯船に浸った。
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