【完】ダンデライオン






遠くにポツポツと見える民家は全て、完全なる日本家屋って感じの家。





でも。





おばあちゃんの家は、そんなに大きくはないものの、2階建ての洋館。






若干、家にツタが巻き付いてるから全体の感じは分かりにくい。
それに、全ての窓に白いレースのカーテンがひいてある。





家の敷地内は花が沢山植えられていて、バラが沢山咲いていた。
大事に手入れされているのが、一目で分かる。






パッと見、「オシャレな家」という感じだけど、何となく近寄りがたい雰囲気がする。





家の前にある大きな門を、おばあちゃんが開ける。
ギィ……という重たい音を立てて開かれた門。





おばあちゃんは、そのまま家のドアへと向かった。
私もそれを見ておばあちゃんに着いていく。





それよりも……まじで荷物が重すぎてヤバい。







おばあちゃんの家の中は、割とフツーだった。




シカ?みたいなのの剥製が暖炉の前に飾ってあったりするのがフツーならば。






家の中も洋風な造りで、暖炉があったりドアノブがオシャレだったり。






おばあちゃんは、私が一週間過ごす部屋を準備してくれていたみたい。
着くなり、部屋を案内してくれた。







2階の一室。
階段をヒィヒィ言いながら昇る私と、ペースを落とさず進むおばあちゃん。






…若いなぁ。羨ましい……












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