【完】ダンデライオン
案内された部屋は、とても可愛らしい部屋だった。
キレイに整えられたベッドと、木製でカントリー調の小さなドレッサーが置いてある。
すごく可愛い。
部屋の隅にキャリーバッグを置いて、おばあちゃんを振り返った瞬間。
おばあちゃんはこちらを見て、ニコリと笑った。
「たんぽぽちゃん、長旅ご苦労さま。疲れたでしょう?」
「んー、そんなことないかな?電車の中、ずっと寝てたから」
おばあちゃんは少しビックリした顔をした後、くすっと笑った。
「あらら…じゃあもしかして、電車の中でご飯とか食べてないの?お腹すいてる?」
「…すいてる。」
「じゃあご飯作るねー」
そう言って、おばあちゃんはキッチンのある1階へと降りて行った。
私もそれに続く。
おばあちゃん家のキッチンには、英語で書かれてある調味料とかがいっぱいあった。
ぱっと見ただけでは、何なのか分からないものが沢山あった。
昔からそうだったかという記憶はもうないに等しいんだけど、おばあちゃん輸入品とかが好きなのかな??