【完】ダンデライオン
「その反応からして、姉さんに私のことを「ババア」で紹介されてビックリしたのかしら?」
「えぇ!?いっ、いや!そんなことないです!」
なかなか的確な言葉に動揺して、思わずオーバーリアクションになってしまった。
質問したものの、ウィルさんは答えが分かっていたみたいで、まだニヤニヤしている。
「気を遣わなくて大丈夫よー姉さんはそういう人だから。」
ニコッと笑うその笑顔に嘘はないように感じた。
「あの、私、おばあちゃんにウィルさんに会ってみたらって言われてきたんです。」
「うん。知ってる。」
右手で頬杖をつき、友達と話すかのような体勢で、ウィルさんはとてもリラックスしている。
そして、左手の人差し指をクイ、とティーポットに向けた。
多分、紅茶を出してくれるんだろう。
そして、ティーカップに飲み物を注いでくれた。
ウィルさんは、そのまま一口すすった。そして、私にもどうぞ、と促した。
でも私は、お茶を飲む前にどうしても聞いておきたいことがある。
「知ってた…って?」
「占いよ。私の占いは当たるから。たんぽぽちゃんが来るって、出たの。」