【完】ダンデライオン






でもせっかくだし、聞いてみることにした。




「私のこと、占いで分かるんですか…?」




「たんぽぽちゃんのこと…?んー、何が知りたいのか分からないけど、分かるよ。」




ウィルさんは水晶玉には触れず、左手の手のひらを水晶玉に近づけて撫でるように手を動かす。




水晶玉の中に、青色の煙みたいなものが出てきて広がっていく。




その煙を見ながら、ウィルさんは私のことを話しだした。






「えーと、春川たんぽぽちゃん。4月10日生まれの牡羊座。血液型はA型で一人っ子。性格は明るくて思慮深い。初対面の人に対してはかなり人見知りをする。」




うわっ、プロフィールに関しては全部当たってる!!
性格は、自分のことだから難しいけど、多分当たってる…。




「合ってる?」




ウィルさんは、自信満々な様子で聞いてくる。
多分、返事はなくても分かっていると思う。




ウィルさんは、結局私の返事は聞かないまま話を続けた。




「あと…私の姉さんとは血縁はないし、異世界の人。」




「……合ってます。」





合っていることを告げると、ウィルさんはニコッと笑った。




「私の占いの程度、分かってもらえた?」




「なんか…占いというより、探偵みたいな…。」




そう答えると、ウィルさんは少し不満そうに頬を膨らました。
やっぱり、ふとした表情がおばあちゃんに似てる。










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