【完】ダンデライオン





これから、どこに行こう……
あんまり決めてなかったな…。




「あ、エルノに会いに行こうかな…」




そうと決めれば、私はお城を目指した。
曲がり角を曲がって、ケイスさんのカフェやらお店が並ぶ城下の通りに戻ってきた。




ここからは、お城に向かって真っ直ぐ……だったはず。




そして私は、歩き出した。





若干、通りのお店の人にガン見されてるような気がするけど…まぁ気のせいだと思う。




確かによく考えれば、全身黒いローブやら長靴やら履いてる少女がいたら不審だよね。
いや、これは仕方のないこと……




ちょっとした居心地の悪さを感じながら、通りを過ぎた。





「つ、着いた……」




昨日ぶりに見上げるお城は、特に何ら変化はなかった。
やっぱり、大きいなぁ。




ここでやっぱり出てくるのは、門番さんとの確執……だよね。
やっぱり。




「おい!」




おー!
どこかからやっぱり声がしたよー!!絶対門番だよー



声のした方を見ると、パットに激似の門番さんが私に近付くために歩いてきていた……。




もう何度目かの出来事ですから、驚いたりしません!
言い争う準備は……できている…!!











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