【完】ダンデライオン






何やらどこかから声がする。
とても騒がしい。




「王子がいなくなった!」

「まさか……最近この辺にオオカミが来ているから…!」




走る音が複数聞こえる。
音がどんどん近付いてきた。




パットと同じ服を着ているから、門番さんだと思う。



3人の門番さんが走ってきた。
ちなみにパットは来ていない。




「あっ…!王子!!」 

「何っ!?」



門番さんの一人が、エルノに気付いた。



そして、マグノアにも気付いた。




「…!?オオカミ…!?」



「何だと…!殺せ!」




マグノアの姿を確認した門番さんは、全員がボウガンを準備し、マグノアに向けた。




「…!待って!このオオカミは違う!」



エルノが必死にマグノアをかばおうと、マグノアの前に立ちふさがるけど、門番さんはボウガンを構えたままだった。





「待て!!このオオカミは違うんだ!」




エルノは門番さんを静止させるために大声を出した。
それでも、門番はエルノの言うことを聞かず。





ボウガンは発射された。









< 268 / 286 >

この作品をシェア

pagetop