【完】ダンデライオン
「たんぽぽちゃん!」
どこからか、私を呼ぶ声がした。
それは、私を迎えにきてくれた人だった。
「おばあちゃん!」
おばあちゃんは、全身黒い服でコーディネートされていた。
くるぶしまである黒いワンピースと、黒いレース調のボレロ。
フェミニンな感じが、とても似合っていてエレガント。
そしておばあちゃんはとても若々しくてキレイ。
いわゆる、美魔女だった。
5年ぶりにあったおばあちゃんは、何も変わっていなかった。
「おばあちゃん、久しぶり!元気だったー?」
「えぇ。元気よ。…たんぽぽちゃんは……あんまり変わってなさそうね。」
ニコリと微笑むおばあちゃんは、今日もとても美しい。