この未来を壊して下さい。【完】
「なんで、なんでお前が本物持ってんの?
この前は空気のヤツしかないって言ってただろ」
「ハハ、知らないってすごいな。
見てみろよ、西条の現状を」
弘輝の問いに答えたのは私ではなく葵。
祐斗がそこにあったパソコンで調べている。
きっと美穂が持ってきたんだろう。
私はフードをかぶる。
外界と私を少しでもシャットする為のフード。
大好きだった人たちからの拒絶を遮るためのフード。
「西条...あ、1日になってるので更新されてる。」
ページを見つけた祐斗はそのページを読みあげる。