この未来を壊して下さい。【完】
ちゃっかり家紋がついてる。
「それから、就任試験までは安全面を考慮しそのスーツを着て登校してもらいます。
ちなみに、その素材は防弾です」
「目立つじゃん」
「どちらにしろ、目立つと思います。
登下校は基本的に車で、校内は常に護衛が二人以上つきます。
いいですか?」
「わかった」
どうせ、嫌って言っても拒否権なんかくれないくせに...
「それでは失礼します」
そう言って出て行ったお付きの人。
そのまま私はベットに寝転がる。