この未来を壊して下さい。【完】
そして、しばらくして幹部たちが全員現れた。
「姫羅ちゃん!!」
焦ったように飛びついてくる陽輝。そんなに焦らなくても急に消えたりしないのに...
「久しぶり」
西条や黒龍の時とは違う西條姫羅の時の声。
「待ってた...」
そう、泣きそうになりながらギュッと抱きしめてきた陽輝。
いい加減苦しい。
「陽輝、離して。苦しい。」
そう言えばスッと離れる。
今日来たのはこんなことをするためじゃない。
ちゃんとお別れをしに来たんだ。