時猫
「失礼します。御用改めです」
沖田の凛とした声が、店の中に響き渡った。
すると奥から…
枡屋喜右衛門らしき人が出てくる。
「御用改め?うちに、そんな怪しい物は…」
余裕な態度で、枡屋は応対する。
その隙に、椿は店の奥に走って行った。
それを見た枡屋は椿を追う。
「そこの五人、捕縛して下さい。残りは周りを固めて」
沖田が隊士に指示を出すと、皆走り出した。
「これ、火薬…。それに武器まで…」
それらは思ってたよりもその数が多く、椿は驚いた。
さらに、何か紙の束を見付ける。