お前のすべてを愛してやる【完】
「ほら、また震えてる。無理すんな」



この言葉に顔を上げると目が合った。



でもやっぱり目が合わせられない。



慌てて目を逸らした。



やっぱり…男子は…嫌い。



きっとこの二人だって小学生の時に同じクラスだったら、あいつらと一緒になってわたしのこと…。



「亜矢乃、学校行けるか…?」



達哉が亜矢乃の顔を覗き聞いてきた。



「うん、行ける」



亜矢乃は達哉と目を合わせ頷いた。
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