青の向こう



どうやら塗りたくった日焼け止めもあまり意味はなかったようだ。

真夏の太陽が垂直に頭上に到着する2時頃、紫外線は私の肌に直撃し、腕はひりひりする。

明日にはまた黒くなってるんだろうなあ、と思った。

それが七日間続くのだ。

いろんな人に勉強していない事がバレるんだろうな。


一応、受験生という名目をしょっている為、後ろめたさは背中にずんとのしかかる。

受験生という言葉はかなり重い看板だった。


けれどこの行事を決行しようと思った以上、最後までやり遂げたい。

その先に何かが見えてくる気がするのだ。

勉強はその次でいいではないか。


完全に受験への逃避だと分かっていなかったわけではない。

逃避だと認めても私はこれを成し遂げたかった。


大袈裟な言い方だが、これが私には大事な事に思うのだ。
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