散華の麗人

報告

時は流れ、3日程経っただろうか。

一正は部屋に籠りっきりで政務をしている。
とはいえ、干渉できるものが少ない。
四六時中、一正が唸る声が聞こえる。

鬱陶しくなったのか、雅之は部屋を出た。
風麗を呼びつけ、見張りをするように言い、他所で何かしている。
それで、現在の風麗は一正の護衛をしていた。
……筈だった。
< 884 / 920 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop