彼氏と彼女の抱く絶対的な秘密。

『あっ まだ結構時間あるね』

映画館につき、チケットを券に変えたあたし達。

今は10:20、映画の券は12:10。

まだあと2時間近くある。

「そうだね、どっか行きたい?」

亜優がそう言って、ニコっと笑ってくる。

あたしはその笑顔に甘えて

『じゃぁ、そこの雑貨屋さん。』

そう言った。


「わっ…雰囲気いい店だね」

『そうかな?まぁ、確かに居心地はいいけどね』

ここは木造建築だし、木のぬくもりみたいなものがあるのかな?

「俺、もっと可愛い系のかと思ったよ。友紀が行きたい所」

『あたし結構ここ好きなんだよ?中1の頃…ここができたばっかりの頃から通ってるもん』

「そうなの?」

『うん、まぁ高校に入ってからはあんま来てないけどね。一番最近は、夏くらいだったかな』

「へー…」

『ちょっと別行動していい?欲しいもの、たくさんあるんだ』

「オッケ、俺もだから。」

『じゃぁ、最低11:45には入口にいよう』

そう約束して、あたし達は別れた。



よかった。

亜優のクリスマスプレゼント、選べる。


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