彼氏と彼女の抱く絶対的な秘密。
ここは老若男女問わず使えるものがいっぱいある。
ここだったら、亜優のプレゼント選べる。
そう思ってここにきた。
ちなみになぜ事前に用意してなかったのかというと…
-回想-
『あれ?とーさん、なにそれ?』
昨日、とーさんが首元に何かをチラつかせていた。
「ふっふっふ。見よ」
そう言ってとーさんがチラつくソレを取り、見せてくる。
「わぁーっ、ペアネックレス?」
杏梨興奮。
チラついていたのはネックレス。
モチーフは、半分のハート。
それには、とーさん…藤堂芳樹の「Y」が刻まれていた。
「そう、紗恋のには『S』がついてて、これのもう半分なんだ。」
とーさんが嬉しそうに、そう言っていた。
『なにそれ、もらったの?買ったの?』
「この前の日曜、例の遊園地デートに行ってな。その帰りに、紗恋がくれたんだよ。『ちょっと早いけど、誕生日プレゼント』って。」
『え、誕プレ?』
「俺、24日が誕生日だから」
「へー、すごいね!」
「でさ、紗恋が『クリスマス、もう一回デートしたいな。その時には、もう一回ちゃんとプレゼントあげたいから…もちろん、メリークリスマスのねっ』って言うんだよー!!可愛いんだよー!!」
『ていうか、紗恋ちゃんがペアネックレス買ったの?…そこは普通、とーさん用意しなよ』
「だだだ、だって!!急だったし!!それに俺は、クリスマスちゃんととびっきりの用意してるもんね」
『ふーん』
「で?友紀は亜優に、何あげるの?」
この一言だ。
『え?…あああああああああーーーーーーっっっっ!!!!』
あたしがプレゼントを忘れていたという事実を思い出させたのは…。
で、昨日は買いに行けなくて、今日。
もう、当日に買っちゃおうという作戦なのだ!!