彼氏と彼女の抱く絶対的な秘密。

ここは老若男女問わず使えるものがいっぱいある。

ここだったら、亜優のプレゼント選べる。

そう思ってここにきた。


ちなみになぜ事前に用意してなかったのかというと…



-回想-

『あれ?とーさん、なにそれ?』

昨日、とーさんが首元に何かをチラつかせていた。

「ふっふっふ。見よ」

そう言ってとーさんがチラつくソレを取り、見せてくる。

「わぁーっ、ペアネックレス?」

杏梨興奮。

チラついていたのはネックレス。

モチーフは、半分のハート。

それには、とーさん…藤堂芳樹の「Y」が刻まれていた。

「そう、紗恋のには『S』がついてて、これのもう半分なんだ。」

とーさんが嬉しそうに、そう言っていた。

『なにそれ、もらったの?買ったの?』

「この前の日曜、例の遊園地デートに行ってな。その帰りに、紗恋がくれたんだよ。『ちょっと早いけど、誕生日プレゼント』って。」

『え、誕プレ?』

「俺、24日が誕生日だから」

「へー、すごいね!」

「でさ、紗恋が『クリスマス、もう一回デートしたいな。その時には、もう一回ちゃんとプレゼントあげたいから…もちろん、メリークリスマスのねっ』って言うんだよー!!可愛いんだよー!!」

『ていうか、紗恋ちゃんがペアネックレス買ったの?…そこは普通、とーさん用意しなよ』

「だだだ、だって!!急だったし!!それに俺は、クリスマスちゃんととびっきりの用意してるもんね」

『ふーん』



「で?友紀は亜優に、何あげるの?」



この一言だ。



『え?…あああああああああーーーーーーっっっっ!!!!』



あたしがプレゼントを忘れていたという事実を思い出させたのは…。




で、昨日は買いに行けなくて、今日。


もう、当日に買っちゃおうという作戦なのだ!!




< 45 / 166 >

この作品をシェア

pagetop