彼氏と彼女の抱く絶対的な秘密。
ヴ――――――――――――
周りが暗くなる。
そんな中、あたしはモヤモヤしてた。
こんなことで悩むのはおかしい。
だってアユミちゃんはあたしにとって女友達みたいな感じ。
だけど…純香達とはやっぱり何か違う。
でもそれはあたしが『友紀』か『ユウキ』か、…それだけ。
うん、きっとそこでうだうだしているだけ。
そして今、あたしは『友紀』。
そして今、隣に居るのは『亜優』。
あたしの、大好きな人。
隣にある亜優の腕を、ぎゅ…と握った。
暗くてよく分からなかったけど、亜優はきっと優しく笑った。
ポンポン、とあたしの頭をなでた。
今あたしは友紀。
愛する亜優が隣に居る。
それだけでただいいじゃない。
そう自分に言い聞かせた。
そして、映画がゆっくり始まった――――
いつのまにかあたしは、プレゼントと共にリュックに秘めた罪悪感という重みを、すっかりおろしていた…。