彼氏と彼女の抱く絶対的な秘密。

「ほら、もう始まるよ?」

『もう、やぁ…っ…。亜優のばか…』

「もう、勝手にやっちゃうよ」

そういった亜優は、勝手にやるんだと思っていたら…

ひょい、とあたしの腕が勝手に上がった。

と思ったら亜優に腕を操られていた。


「じゃ、目ェつぶってていいから」

暗い中、耳元で、囁かれ、びくっとしてしまった。

お言葉に甘えて、ギュッと目をつぶる。

亜優の手があたしの手に重なって、設置されてる銃を握る。

そしてゲームが始まったのか、引き金をひく。

…ひくたびに、バァンバァンと音がして「ウギャァァァァァァァァ」とか「ホデュアァァァァァァァァ」とかゾンビの悲鳴が聞こえる。

「グブヂュッデュギュアアアアアア」とかわけわかんないのもあるよぉぉぉぉ…


「超震えてる(笑)」

亜優がハハッと笑う。

も…なんで笑ってられるの?



そこで私は気付く。

この至近距離…&体勢に。



『これ、誘ってね?』

『亜優が狼に変わって、友紀を襲っちゃうかもよ?』

『クリスマスの夜を…友紀と共に一夜過ごしたい…って事かもよ?』


『ヤりたいって事よ』



ああああなんか違う意味でドキドキしてきた……!!!!



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