なにやってんの私【幸せになることが最高の復讐】
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仕事は文句なしにはかどった。
午前中に2レッスン、午後に3レッスンこなしても、体は疲れているはずなのに、精神的に充実しているからなのか、まったく疲労感は感じない。
むしろハイになっている気配すら感じることができた。
「なっちゃんさぁ、あんた何も言わないけどいい感じに進んでるんだね」
「んー、なんとかってかんじですかね、はい。」
「よかったね。今度はちゃんとした人でさ」
「今度はってなんかあれですけど、でも、はい、よかったですね」
「近いうちにのろけ話聞かせなさいよ」
「はーい。てか店長、冬山君とはなんかあったりします?」
「だから、年下に興味ないから」
年下には興味がないときっぱりと言い切った。
ここまではっきり言われると気持ちがいいものだ。冬山君は可哀想だけど、でもなんとかがんばってほしい。
とげとげしてるけど、ツンデレの気があるっぽいから、人前では強気でいても二人になったときにはべたべたかもしれないし。
チャンスがあれば、3人でご飯にでも行きたいな。そしたらいろいろ根掘り葉掘り聞き出せるのに。
「今日帰りに軽く飲み行かない? いつもより30分早く終わるし」
「ぜひぜひ」
店長に誘われたら断るわけには行かないし、特に断る理由もない。
萩原さんも今日は遅くなるって言ってたし、店長にいろいろ話も聞いてもらいたい。
気になることもあるからそれについてもアドバイスがもらえてらいいなって思う。
萩原さんに会いたいな。
今日の朝まで一緒にいたけど、離れたくないって思う。一日中一緒にいたい。1分でも1秒でも長く一日中寄り添っていたい。何もしなくていい。ただただ一緒にいたいだけ。
どんどん存在が大きくなっていて、今では私の中のほとんどを占めているといっても過言ではない。
大好きになってる。
私、萩原さんのこと大好きなんだなって心から思えるようになってる。