なにやってんの私【幸せになることが最高の復讐】
そして毎回同じことをつっこまれ、撃沈するっていうループにはまっている。
そのうちにちゃんと彼氏の基本的なことは聞きなさいよ。って言ってる店長の顔は企み笑顔で、何かを知っているようなかんじ。
「じゃ、ま、そういうことで、また明日もよろしくね。私休みだから」
「店長明日出勤じゃないんですか?」
確か明日は休みじゃなかったけど、珍しく有給を取ったということで、そんなこと今までなかったからびっくり。
お茶を濁す言い方が気になったけど、あまり深く考えないことにした。
居酒屋を出たところで別れ、私は家に向け、済んだ空気を吸い込みながら歩く。
夜空に輝く無数の星は、もしかしたらもう存在していないかもしれなくて、それでも光は届いていて、それを今見ているこの不思議は、当たり前という考え方は無いんだって教えてくれる。
今見ている太陽の光は約8分前のもので、太陽から地球まど届くのに光の速さで8分かかっていて、あと40億年もしたら地球は太陽に飲まれて跡形もなくなってしまうという。
だったら、思うことは悔いなくやって、やらない後悔だけはしないようにしないと。
『してしまった後悔』と『やらなかった後悔』は180度真逆にある。全くの別物だ。
考え方のスケールは多きすぎるかもしれないけど、人間の存在として考えてみても、だいたい80年もしたらこの世からいなくなる。みんな。
そして、私は今28だからあと50年ちょいしか生きられないだろう。
考え方ひとつで人生どうにでも転がるわけだ。